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この商品が、ワタシです。
 

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私の仕事はモノを売ることでもあるのだけれど、
お店にはモノ以外のものがたくさんあると信じています。

モノ以外の何かを求めて来てくださる方々を思い浮かべながら、
製品を選び、それを商品として並べます。


以下は、もっとも尊敬するコピーライターの言葉。
胸はって「そうだ!」と言えるまではまだ時間がかかりそうだし、
もしかしたら自分には決定的に欠落している部分なのかもしれません。

だから、明日(今日)もお店を開けるのだろうと思います。

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 製品と商品のちがいはなんだ。それはどこにあるのかという問題。
 製品とは、「工場で生産されたままの、モノの状態である」という。
これ、ごくふつうにおもいうかぶイメージだが、では商品とはなんだ。商品とは、その製品のもつ機能があたえてくれる利便である。
 利便には、身体や環境にたいし物理的効果をもらたすモノの部分と、こころ(気分)に作用するコトの部分とがある。「レンズが光を屈折させる機能」をもつ メガネという製品によって、「よく見えるようになる」というのも、「かけると知的に見られる」というのも、ともにメガネの利便である。前者が物理的機能と しての商品価値で、後者が気分に作用する商品価値である。もちろん、「よく見える」ことによって「いい気分になる」わけだから、身体への作用がこころへの 作用に転化して価値化するわけで、こころとからだは不可分だといえる。しかし、身体への作用はなくて、いきなり脳に作用してこころが動くこともある。故郷 の駅に降り立った瞬間に、胸がキュンとしたなんてのや、ブランドもののドレスを着ると、たとえそれが着心地の悪いものであっても、どうだという気持ちにな るのも、いきなりこころへくる価値である。
(中略)
骨董はどうだ。酒器や花器や茶碗は機能を持つが、その物理的機能だけに対して、あのプライスは打倒ではない。ただ酒を飲むためだけの器なら、百円均一でもみつかるだろう。やはり、結果的に、モノよりコトを買っているのだ。

(仲畑貴志「この骨董が、アナタです。 〜イメージの消費〜より抜粋」)

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